今年の冬は日本海側、北陸地方、北海道などでは何年ぶりかの大雪、と思ったら日中、汗ばむほどの気温になるなどとちょっと異常ですね。そして新型ウイルスと試練の年です。
コロナウイルス禍緊急事態宣言が出ている中、菅義偉首相は第三次補正予算でGoToトラベルの延長経費に1兆円以上組み込んでいます。今、目の前の危機に予算をもっと割くのが必要と思うのは誰もが思うことです。なんか国民の感覚とずれていると思うのは私だけでしょうか
寒い季節になると、暖かい時に比べてワンちゃん、ねこちゃんの水を飲む量が減ってきていませんか?
特にネコちゃんは元々砂漠で生活していた動物なので、ワンちゃんよりも水を飲む量が少なく、濃縮された濃い尿を出す体の仕組みになっています。そんなネコちゃんは寒さも苦手で、温かい所に丸まってしまい、運動をする時間が減ってしまうので特に水を飲む機会が少なくなりやすいです。
そうなると泌尿器系の病気にかかるリスクが高くなってしまうので、注意が必要ですね。
頻繁にトイレに行っているのに尿が出にくい、血尿が出てしまった、排尿時に痛くて鳴く。など、いつもと違う症状が出ます。トレイに行く時には気を付けて見てあげてくださいね(´ω`)
また逆に水を飲み過ぎているのも注意が必要です。
いつも飲んでいる水の量が以前よりも多く感じたり、頻繁に水を欲しがるようになっているとしたら、それは症状の一つかもしれません。
犬や猫が急に水をよく飲みだしていると、腎臓病や糖尿病になっている事があります。
特に猫は、『食欲はあるけど最近凄く水を飲んでいて』とご相談されて血液検査をしてみると、腎臓病だったと分かるケースがとても多いです。
下部尿路系疾患のリスクが高い猫は
一日中エサが食べられる環境で毎日ドライフードを食べ、あまり水を飲まない肥満体型で、あまり動きたがらない年齢2-10才の去勢手術済みのオスネコだと言われています。
冬から春に多いのは寒くなるとあまり水を飲まないからだそうです。
病気のサインを見落としてしまわないように、ワンちゃんネコちゃんの普段の様子をよく観察して下さいね\(^∀^)
今年から木曜日は休診となっています。