
- 日本獣医畜産大学(現 日本獣医生命科学大学)卒
- ロック大好き(特にローリングストーンズ)のちょい悪おやじ
- ゴルフは全く練習しない下手の横好き
- 最近全く潜っていないので自信のないダイビング
- 最近、陶芸に凝っていて月二回轆轤を回しています。


ペットたちの食事も人間なみか、それ以上に多様化して歯周病が多くなってきています。
そこで今回はペットの口の中の話です。
歯垢は最近由来の多糖類や細菌の残骸、白血球などの血液成分、脂質、細菌、食物残渣、動物の毛髪などが歯面に付着したものです。歯垢ができると歯面に唾液由来の糖タンパクが付着して被膜が作られその上に細菌が付着して歯垢が形成されます。
また、歯垢が唾液中のカルシウムやリンを取り込んで硬く石灰化したものを歯石といいます。歯石になるともう歯磨きでは除去できません。歯石の表面は凸凹なのでその上に歯垢が付着して、この状態を放置すると歯肉に傷がつき、歯肉炎になります。そのまま放置しておくと歯と歯肉の間のポケットがより深くなりその中に歯垢や歯石が蓄積されて歯周組織の炎症を引き起こし歯周組織が破壊されていきます。これを歯周炎といいます。
犬や猫の口腔内の病気としてもっとも多いのが歯周病です。ペットの口のにおいが臭くなってきたら注意してください。
歯肉炎や歯周炎を治療するためには全身麻酔下で歯垢と歯石を除去し抗生物質を投与します。また必要なら抜歯します。しかし大切なのは日ごろから歯<
面に歯垢や歯石がつかないようにすることが大切です。そのためには歯ブラシを用いた毎日の歯磨きが基本です。
いま、いろいろなデンタルグッズや歯石の付きにくいフードなどが販売されていますが犬や猫の口腔内は歯面を清浄にしても24時間以内に歯垢が付着します。
そのため、理想的には毎日の歯磨きが大事です。
歯磨きを習慣づけるためには子犬、子猫のときから口の中に指を入れて歯や歯茎、舌をさわっても嫌がらないようにしておくことが大切です。犬と遊びながら口を開かせ口の中に指を入れてその後必ず良し良しと大げさにほめておやつをあげてください。コレをしておかないと成犬になってから、いざ歯磨きをしようとしてもさせないかもしれません。

大学時代(西荻窪の貧乏学生時代)大変お世話になったイラストレイター・空山 基(ソニーのAIBOのデザイン、ロックバンド・エアロ スミスのCDジャケットのデザインなど)に開院時無理を言って奈良まできてもらい描いてもらったものです。興味ある人はインターネットで「SORAYAMA HAJIME」を検索してみてください。

谷野獣医科医院(旧医院)
- 1977年(昭和52年)開院
- 1999年(平成11年)現在の医院に新築










